春香の日常春香の日常の舞台「香春町」

香春岳

香春岳は3つの山が連なって構成されていますが、地元の町民は、一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳と、それぞれの山に親みを込めて呼んでいます。三ノ岳の一部は、奈良時代に銅鉱石が発掘されていました。現在、香春岳の石炭石は、石灰石の中でも白色度の高い「寒水石」のみが採掘され製紙の原料として利用されています。一ノ岳は石灰石発掘のために、現在の高さは本来の半分程度に低くなっています。炭坑節の歌詞にある「一山、二山、三山、越え」とは香春岳をさしています。